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京・花街の午後〜屋形のペット達〜 重永真智子写真展 / ニコンサロンbis新宿 

柴犬は花街によく似合う。

犬の写真を撮り始めて3年たちました。
最初はコンパクトカメラで、昨年は念願の一眼レフを購入しましたが、
なかなかうまくいきません。

今回は勉強を兼ねて
「京・花街の午後〜屋形のペット達〜 重永真智子写真展」を見に行きました。

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花街で暮らす犬や猫たちのゆったりした雰囲気や、
舞妓さんたちのやさしい表情が、モノクロの画面におさめられています。

柴犬は京都の町並みによく似合います。おさまりがいい。
舞妓さんに抱きかかえられているチワワは、ぬいぐるみのように見えます。
そしてのんびりと街を見ている猫。

やさしい空気が感じられる写真っていいなあ…と思った展示でした。

■ 京・花街の午後〜屋形のペット達〜 重永真智子写真展
■ ニコンサロンbis新宿(ニコンプラザ新宿内)
■ 2011年8月9日〜8月20日


今 敏 千年の土産 / 新宿眼科画廊 

あの日から1年。
(ハガキより)

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「あの日」、2010年8月24日。

『パプリカ』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』の監督である
今敏(こん さとし)さんが46歳の若さで亡くなった日です。
第一報はtwitterで見たのを覚えています。

新宿駅から徒歩10分とちょっと、
花園神社の先にある新宿眼科画廊の回顧展へ行きました。
入口に、会場内に、いくつもの花束。大小の原画。
『千年女優』の劇中ポスターは、日本映画黄金期のポスターそのものです。
野口久光のポスターを思い出させる美しさ。ポストカードにしてひと揃い欲しい!



入口からひとつ奥に入った部屋の壁に、
来場者が今監督へのメッセージを書きのこせるスペースが作られています。
壁を埋めつくす「ありがとう」の文字が花束のように見えました。
中には「フランスから来ました」なんてメッセージも。すごいな…

今回の展示を見終わってから家に帰り、
今さんの最後のエントリ「さようなら」を読み返しました。

こんな遺書はそうそうないと思います。

■ 今 敏 千年の土産
■ 新宿眼科画廊
■ 2011年8月12日〜8月24日

新宿眼科画廊は新宿駅から徒歩10分とありますが、
地下道をずんずん歩いて行ける新宿三丁目駅のE1出口が便利でした。
都営大江戸線・東京メトロ副都心線の東新宿駅からも歩ける距離のはず。
(新宿より近いんじゃないか?)


大きな地図で見る

磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才 / 練馬区立美術館 

これほど時代を超えた写実があろうか。
磯江毅は夭逝した。だが、絵は残った。−佐伯泰英[作家](チラシより)


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2007年没後、初の本格的回顧展となるそうです。
前評判がいいという理由だけで、なんの予備知識もなく行ってきました。
磯江毅=グスタボ・イソエ展@練馬区立美術館。

写実絵画ってよくわからない印象でしたが、すごく良かった。

印象に残った作品をあげてみると、まず「鮭"高橋由一へのオマージュ"」。
高橋由一の「鮭」は、べったりとした湿気や鮭の臭いがただよってってくるようなのに対し、
磯江の作品はカラリとしていている。だからといって軽くないのが不思議でした。

もうひとつは「横たわる女」。
鉛筆で描かれた習作と、未完となった油彩画が並べて展示してあります。
磯江の画業を順番に見ていく中で、遺作と言える「横たわる女」を
最後の展示室に持ってくるのはいい!です。わかりやすい。

改めて「横たわる女」について。
女性の白い肌の下にうっすらと透ける血管がぞっとするほどリアルです。
描いた時点の空気ごとキャンバスの上にとじこめてしまったのかと思います。
眠っているのかもしれない。死んでいるようにも見える。
でもやっぱり生きている。

冷房だけではない「ひんやりさ」や「乾いた空気」を感じるような展示でした。

■ 磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才
■ 練馬区立美術館
■ 2011年7月12日〜10月2日

※ 2011年秋に奈良県立美術館へ巡回予定。
作品リストによると、奈良のみ展示の作品が数点あります。

暑さと衣服 民族衣装にみる涼しさの工夫 / 文化学園服飾博物館 

ファッションからはじめよう。チャレンジ25
(チラシより)


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文化学園服飾博物館の「暑さと衣服」展に行ってきました。

チラシの冒頭から『近年の猛暑はこれまでの服装では対応しきれなくなっています。』
とバッサリ。
確かにここ数年暑いよねと思いながら展示を見ていきます。

2階の展示は東南アジアやアフリカ、日本より暑さの厳しい国々の民族衣装から
「暑さや強い日差しにどう対処するか」を考えるものです。
中東やインドの民族衣装は"風通し良く、日差しはよける"、
なおかつ"汗かいても洗えばすぐ乾く"生地を使っているようです。

1階には大正から昭和初期の着物が展示されています
マネキンに着せたコーディネイトも数点ありました。
着物が好きな人は楽しめると思います。夏の着こなしとして参考になりそう。

でも、最近の日本の暑さは、服装でどうにかできる範囲を超えている気もします。
今あるワードローブで、どう暑さに対処するかは自分で考えるしかない。
さてどうましょうか、と考えた展示でした。

今日も暑かった…。


■ 暑さと衣服 民族衣装にみる涼しさの工夫
■ 文化学園服飾博物館
■ 2011年7月5日〜9月24日

岩合光昭写真展 いぬ / 日本橋三越本店 新館7階ギャラリー 

かわいい、かわいい、かわいい、でもあざとい。

岩合光昭写真展「いぬ」を見てきました。

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チケットが骨の形、入館者へのおみやげはドッグフードの試供品、
店内の何カ所かではイベントや講座が開催されている
…と全力で「いぬ」押しの展覧会でした。

期間中犬の写真を持参すると、同伴者1名まで入場料200円引き。
写真は返却されません。会場脇の壁一面に貼られていました。
みんな誰かの愛する家族、かわいい犬たちです。

展示されていたのは
写真集「ニッポンの犬」に紹介されていた天然記念物の日本犬6種から始まり、
岩合さんが撮影した海外の犬たち、旅行先で出会った犬たちの写真、約200点。
中でも子犬の写真はぬいぐるみのように愛らしい。完璧!

でも。かわいすぎてあざとい気もする…と思ってしまいました。
いかんなあ。

■ 岩合光昭写真展 いぬ
■ 日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
■ 10:00〜19:00(最終入館は18:30)※最終日のぞく
■ 2011年4月6日〜4月18日
■ 入館料: 一般・大学生:800円、高校・中学生:600円 小学生以下無料

この写真もありました。柴犬、桜、富士山。
鉄板ってこういうことを言うんだと思います。

 

美術手帖2011年2月号「動物写真がすごい!」
買いましたとも!